赤い蝋燭と人魚

赤い蝋燭と人魚小川未明

「日本のアンデルセン」、「児童文学の父」と呼ばれた小川未明(1882-1961)の『赤い蝋燭と人魚』。天佑社の初刊(1921)復刻版を底本に、明らかな誤植を訂正するとともに、常用外漢字にはルビを振り、現代仮名遣いに改めました。表題作「赤い蝋燭と人魚」のほか、「王様の感心された話」「善いことをした喜び」「殿様の茶碗」「時計のない村」「世界一の幸福者」「角笛吹く子」「赤い手袋」「春が来る前」「少年と老人」「ある時の兄と弟」「青い着物をきた子供」「強い大将の話」「金の魚」「町のお姫様」「暑くも寒くもない国」「太陽と蛙」「鍬の怒った話」の全18編に、自伝的な文章である「童話を作って五十年」、さらに著作一覧を収録しました。

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  • 価格200円

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目次

赤い蝋燭と人魚

人間の持つ優しさに幻想を抱いた人魚の母。山の神社に産み落とされた娘は老夫婦に拾われるが……1921年、東京朝日新聞に連載された未明の出世作。

表記等について

  1. 読みやすさを優先し、原則として旧仮名遣いを新仮名遣いに改めるほか常用漢字表の新字体を使用するが、原文に文語文がある場合はそのかぎりではない。
  2. 常用漢字表にない漢字、当て字、異字は初出時に振り仮名を付ける。
  3. 難読語で原文を損なうおそれが少ないと思われるものについては仮名に改める。
  4. 振り仮名はブラウザによって表示が異なる。ChromeとInternet Explorerでは文字の上に振り仮名が振られる「ルビ表示」となるが、Firefoxでは文字の後に()で表示される。文字を強調する傍点は、FirefoxとInternet Explorerでは太字で表示される。
  5. ITmedia 名作文庫は、散文作品(小説、随筆、評論、日記等)を主体とする。なるべく初刊本に近いものを底本に選び、全集等、先人たちの校訂を参照する。著者の死後50年を過ぎた作品群の中には、21世紀の今日の観点からみると、差別を始めとした不適切な表現ないしは同表現ととられかねない箇所が見受けられることがあるが、原文の歴史的価値を鑑みて底本どおりとする。