小川未明

小川未明

本名は健作。1882年新潟県高田生まれ。早稲田大学在学中に坪内逍遥の指導を受け「未明」の名を与えられた。在学中はラフカディオ・ハーンの講義にも強く影響を受ける。1926年から童話執筆に専念。1946年、日本児童文学者協会の初代会長を務める。「日本のアンデルセン」とも「日本児童文学の父」とも呼ばれる。代表作は「赤い蝋燭と人魚」。大空社から『底本小川未明童話全集』が復刻されているほか、各社から代表作をまとめた文庫が出版されている。(肖像写真は日本近代文学館所蔵)

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赤い蝋燭と人魚

「日本のアンデルセン」、「児童文学の父」と呼ばれた小川未明(1882-1961)の『赤い蝋燭と人魚』。天佑社の初刊(1921)復刻版を底本に、明らかな誤植を訂正するとともに、常用外漢字にはルビを振り、現代仮名遣いに改めました。表題作「赤い蝋燭と人魚」のほか、「王様の感心された話」「善いことをした喜び」「殿様の茶碗」「時計のない村」「世界一の幸福者」「角笛吹く子」「赤い手袋」「春が来る前」「少年と老人」「ある時の兄と弟」「青い着物をきた子供」「強い大将の話」「金の魚」「町のお姫様」「暑くも寒くもない国」「太陽と蛙」「鍬の怒った話」の全18編に、自伝的な文章である「童話を作って五十年」、さらに著作一覧を収録しました。

(2014年10月31日 発売)