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杉田久女・橋本多佳子展――北九州市立文学館で開催中

 北九州市立文学館において、市ゆかりの俳句作家である杉田久女(すぎたひさじょ)橋本多佳子の企画展「落椿」が開催されている。毎年3月に行われる「全国俳句大会in北九州~久女を育み、多佳子を生んだ俳句の地~」に合わせたもの。

落椿

 展示内容は、杉田久女、橋本多佳子による掛け軸、色紙、短冊、句稿などの直筆資料のほか、橋本多佳子が書斎などで使用した遺愛品、着物等。文学館では、現在も続く北九州市の復興支援の様子や、震災について書かれた文学を紹介する「北九州と3.11、そして熊本地震」も同時開催中だ。観覧は無料。

北九州と3.11、そして熊本地震

 また3月25日には、杉田久女を中心に北九州市ゆかりの文学者を紹介する「北九州文学サロン」が開館する。北九州市では文学者を多く輩出した歴史を踏まえ「文学の街・北九州」の文化情報発信を強化中。かつて久女が住んだ小倉北区京町にサロンを開設する運びとなったという。

 プレイベントとして、柴田元幸氏による講演と朗読の夕べ「柴田元幸トーク 外国文学を読む。訳す。」が3月20日に行われるほか、開設日の3月25日13時からはオープニングセレモニーが開催される。