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野溝七生子の青春――東洋大学男女共学100周年記念講演会

 東洋大学は男女共学100周年を記念し、同大学で学んだ文学者、野溝七生子(1897~1987)の生涯・作品を紹介する講演会「野溝七生子の青春――文学少女、白山に学ぶ――」を開催する。講師は、武庫川女子大学日本語文化学科専任講師で東洋大学文学部日本文学文化学科非常勤講師も兼任する小泉京美さん。1月28日(土)の14時から、同大学白山キャンパス8号館7階125記念ホールにて開催。入場料は無料、予約不要。

野溝七生子

 野溝七生子は、1921年に新設されたばかりの東洋大学文化学科に入学、1924年に卒業するまで西洋哲学を学んだ。在学中に『福岡日日新聞』の懸賞小説に入選し、以来、小説家として活躍。卒業後は研究生としてドイツ文学の研究を続け、戦後は東洋大学国文学科で教鞭をとり、翻訳を通した森鷗外とゲーテ文学の比較など近代文学を講じた。

 講演では、代表作「山梔(くちなし)」(1928年)や「女獣心理」(1931年)を読み解きながら、女子教育の歴史的背景、大正期の女学生の風俗、東洋大学周辺で勃興していた文学の流行など、野溝の青春時代を彩ったモードからその実像に迫るという。