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吉屋信子や林芙美子の原作映画17本上映――10月1日から神保町シアターで

 今年生誕120年の吉屋信子(1896-1973)や没後65年の林芙美子(1903-1951)ら昭和の女流作家の作品を原作とした映画17本が、10月1日から28日まで「吉屋信子と林芙美子 女流作家の時代」として神保町シアターで上映される。

女流作家の時代

 吉屋は戦前、少女小説で一世を風靡。1930年代には30本以上の映画化作品があった。今回は子役時代の高峰秀子が主演する『花つみ日記』(1929)のほか、『安宅家の人々』(1952)、『鬼火』(1956)、『花の慕情』(1958)、『花の恋人たち』(1968)が上映される。

 林作品は戦後に映画化されたものが多く、成瀬巳喜男が監督した『放浪記』『稲妻』『浮雲』の三作品が名作として有名。今回は『泣蟲小僧』(1938)、『稲妻』(1952)、『下町(ダウンタウン)』(1957)、『放浪記』(1962)の4作品が上映される。

 他の上映作品は、宇野千代「おはん」、平林たい子「地底の底*」、壺井栄原作「女の暦*」、原田康子「白い悪魔*」、円地文子「結婚相談」、向田邦子「あ・うん」、有吉佐和子「恍惚の人」、平岩弓枝「惜春」が原作。

 作品は全て35mmフィルム上映(*はデジタル)。入場料は1200円。99席の自由定員制。チケットは当日分のみ販売(有料入場5回で1回無料)。

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