» 公開

遠藤周作没後20年――長崎で『沈黙』刊行50年記念シンポジウム

 9月に没後20年をむかえる遠藤周作。今年はまた、代表作『沈黙』が新潮社から刊行されて50年にあたることもあり、8月19日から21日までの3日間、『沈黙』ゆかりの地、長崎で国際シンポジウムが開催される。

遠藤周作

 8月19日(金)は、『沈黙』をめぐる6名のリレー講演。テーマは「『沈黙』は世界でどう読まれたか」。アメリカ、ポーランド、韓国で遠藤文学の翻訳を行っている研究者たちが報告する。会場は遠藤周作文学館。申込不要。参加費用は無料(入館料のみ)。

 8月20日(土)は会場を長崎ブリックホール国際会議場に移し、遠藤周作長男の遠藤龍之介氏(フジテレビ専務取締役)による特別講演「父・遠藤周作の思い出」、ブリガム・ヤング大学教授のヴァン・C・ゲッセル氏による「『沈黙』と『SILENCE』―英語圏での解釈と評価について」、パネルディスカッション「遠藤周作とわたし、そして"長崎"」。ディスカッションの司会は作家の加藤宗哉氏。パネリストは、作家の青来有一氏、歌手の松田美緒氏、遠藤周作研究者のユスチナ・カシャ氏。参加費用は無料。申込方法はFAXもしくは葉書にて(8月17日必着)。

 8月21日は、遠藤周作文学館喫茶アンシャンテで「遠藤周作文学館×松田美緒LIVE~長崎の海と祈り~」が開催される。20日のパネラーでもある松田美緒氏が、長崎県伊王島の祈りの歌、ポルトガルのファドを、『沈黙』の舞台で歌い語る。料金は前売り2000円(1ドリンク付き)。

 さらに、シンポジウムの連動企画として遠藤周作ゆかりの地を訪ねるバスツアーも予定されている。