このサイトについて

「ITmedia 名作文庫」は、明治から昭和までの近代文学を、現代仮名遣いと常用漢字に改めて紹介し、名作、作家の知的継承を図るプロジェクトです。Web上では横書き版を、電子書籍では縦書き版(有償)を提供します。

 インターネットを介して、読者の皆様に名著とその作者をめぐるストーリーを紹介することで、郷愁感はもちろんのこと、現代の類似点や未解決の課題等を再発見するきっかけを提供します

 特に、自然主義文学と私小説は、赤裸々な自分語りと細やかな身辺雑記が多くを占める現在のネット上のコンテンツと非常に親和性が高く、隣人として文豪たちをフォローしてみてはいかがでしょうか。

 また、名前だけは知っているが読む機会がなかった、という名著名作は非常に多いのではないかと思われます。読者の皆様には、「ITmedia 名作文庫」の開設を機会に、作品や著書を最新のテクノロジーで手に取って読んでいただき、さらに引用や二次創作など、社会的知識基盤としての情報コミュニティの発展に貢献できればと願っています。

表記について

  1. 読みやすさを優先し、原則として旧仮名遣いを新仮名遣いに改めるほか常用漢字表の新字体を使用するが、原文に文語文がある場合はそのかぎりではない。
  2. 常用漢字表にない漢字、当て字、異字は初出時に振り仮名を付ける。
  3. 難読語で原文を損なうおそれが少ないと思われるものについては仮名に改める。
  4. 振り仮名はブラウザによって表示が異なる。ChromeとInternet Explorerでは文字の上に振り仮名が振られる「ルビ表示」となるが、Firefoxでは文字の後に()で表示される。文字を強調する傍点は、FirefoxとInternet Explorerでは太字で表示される。

編集方針について

  1. Webならびに電子書籍収録作品は散文作品(小説、随筆、評論、日記等)を主体とする。
  2. なるべく初刊本に近いものを選び、全集等、先人たちの校訂を参照する。
  3. 著者の死後50年を過ぎた作品群の中には、21世紀の今日の観点からみると、差別を始めとした不適切な表現ないしは同表現ととられかねない箇所が見受けられることがあるが、原文の歴史的価値を鑑みて底本どおりとする。