夏の花

夏の花原民喜

原爆文学の傑作と賞賛されてきた表題作は、疎開先の広島で被爆した原民喜が1945年に執筆を始めた作品です。当初「原子爆弾」という題名でしたが、GHQの検閲を考慮して被害状況の描写を削除するとともに、題名を「夏の花」に改め、1947年の三田文学に掲載されました。「夏の花」は「廃墟から」と「壊滅の序曲」を合わせた三部作です。この三部作に関係する「小さな村」、「昔の店」、「氷花」等を収録した単行本の『夏の花』は、1949年、能楽書林から刊行されました。ITmedia 名作文庫では無削除版が掲載されている芳賀書店版『原民喜全集』を底本に、能楽書林版『夏の花』に添ったかたちで電子復刊しました。

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  • 価格300円

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目次

表記等について

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  5. ITmedia 名作文庫は、散文作品(小説、随筆、評論、日記等)を主体とする。なるべく初刊本に近いものを底本に選び、全集等、先人たちの校訂を参照する。著者の死後50年を過ぎた作品群の中には、21世紀の今日の観点からみると、差別を始めとした不適切な表現ないしは同表現ととられかねない箇所が見受けられることがあるが、原文の歴史的価値を鑑みて底本どおりとする。